転落した車に乗っていた女性、謎の死

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3月30日夜、三重県川越町内の堤防道路から軽乗用車が滑落し、横転した。乗っていたとみられる女性は近くのため池に転落し、すでに死亡していた。車の破損状況から車外放出の可能性は低いという。さらに同乗者1名が行方不明となっている。

三重県警・四日市北署によると、警察が事故発生を認知したのは3月30日の午後9時15分ごろ。川越町亀崎新田付近の堤防道路(町道)を通り掛かった人から「軽乗用車が路外で横転している」という内容の通報が寄せられた。

現場に急行した同署員が道路から約5m下に転落していた車を確認。車は後部の窓ガラスが破損するなど小破していたが、車内に乗員は見当たらなかった。このため、署員が周辺を捜索したところ、車から約10m離れた場所にあるため池にうつ伏せの状態で浮いている女性を発見。女性は救出されたが、間もなく死亡が確認された。

死亡していたのは車に乗っていたとみられる65歳の女性。免許証などは車内から発見されている。女性が浮いていたため池は高さ約1mのフェンスで囲われており、どのような経緯で女性がここに転落したのかはわかっていない。

車には68歳の男性も乗車していたと考えられるが、この男性の行方はわかっておらず、警察では引き続き捜索を続けている。

《石田真一》

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