【MINI クラブマン 解説】独得の存在感

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【MINI クラブマン 解説】独得の存在感
【MINI クラブマン 解説】独得の存在感 全 5 枚 拡大写真

MINIのシリーズラインアップに加わった『MINIクラブマン』は、かつてのオースチン『MINIカントリーマン』やモーリス『MINIトラベラー』を彷彿とさせるMINIのストレッチモデルだ。

初代MINIのときに設定されたクラブマンはフロントマスクなどを地味なデザインに変更したMINIの派生モデルだったが、現代に蘇ったクラブマンはAピラーまではMINIと共通のデザインを持ち、ホイールベースを80mm、全長を235mm延長することで後席とラゲッジのスペースを拡大している。

さらに右側には「クラブドア」と呼ばれるマツダ『RX-8』のような観音開きに開く、後席用の小さなドアが用意され、バックドアも左右に開くクラシカルな観音開きが採用されている。

MINIのマーケティングプロダクトマネージャーを担当する西山雄一郎さんは「MINIクラブマンは英国で狩猟などに使われたシューティングブレイクをコンセプトに作られているので、ラゲッジスペースを従来のMINIよりも広く設計し、荷物をスムーズに出し入れできるようにスプリットドアを装備しました」

「後席の居住性もアップしているので、多人数で乗る機会の多い人にも、クラブマンはおすすめです。パワートレーンは標準ボディのMINIクーパーとクーパーSと共通の2タイプとなりますが、今後はシリーズの中で4割ぐらいをクラブマンが占めるのではないかと思っています」とコメント。

確かにユニークなドアのアクションや広くなった後席の居住性など、クラブマンには標準のMINIにはない魅力が数多く盛り込まれている。標準モデルより価格は23万円ほど高くはなるが、クラブマンにはその価格差以上の面白さがあるだろう。

《岡島裕二》

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