クラレ、スチレン系熱可塑性エラストマーなどを値上げへ

自動車 ビジネス 企業動向

クラレは、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン」、「ハイブラー」とブロック化エラストマー「TUポリマー」を5月1日出荷分から値上げすると発表した。

原油・ナフサ価格は依然として高騰を続けており、主要原料であるイソプレンモノマー、スチレンモノマー、ブタジエンモノマーやウレタン原料などの基礎原料も高騰している。また、重油などの高騰でユーティリティ・コストも上昇している。

同社では、数回にわたって主要原料の価格高騰を理由にエラストマー関連製品の価格改定を実施してきたが、アジア市場の旺盛な需要を背景に原料価格の騰勢が続き、エラストマー関連製品の事業収益が急速に悪化している。こうした状況下、安定供給の維持、採算改善のために、今回価格改定を実施するとしている。

値上げ幅は水添スチレン系熱可塑性エラストマーのクラム銘柄が1kg当たり50円アップ、ペレット銘柄が1kg当たり70円アップで、ブロック化エラストマーが50%アップ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る