バーレーンGPで今季初めて1-2フィニッシュを達成したフェラーリ。チームにとって203勝目にして、ルカ・モンテゼモーロ社長体制下での記念すべき100勝目。開幕2戦で不振が続き、早くも交代説が流れていただけに、フェリペ・マッサにとってもこの10ポイントはかなり嬉しかったようだ。
「センセーショナルだよ! 暗い雲の下で始まったチャンピオンシップにようやく太陽が見えた感じだ。集中力を切らさなかったことが結果につながったと思う。頼りになる素晴らしいマシンを持っていることが証明できた。トップに立ってからはわざわざ最大限にプッシュする必要もなかったよ」
「いいスタートを決めることができ、ロバート(クビサ)を追い抜くことができた。その後はターン5から8にオイルが広がっていて難しいドライビングが続いたが、僕自身でコントロールすることができた。マレーシアでの出来事を心にとめ、最後まで走りきることに常に注意を払ったよ。大好きなシャキールで表彰台の頂点に戻れて嬉しいよ」とマッサ。
ポイントリーダー、キミ・ライコネンの19ポイントと9ポイント差の6位に順位を上げた。