省燃費ヤード用コンテナクレーン 三井造船が受注

自動車 ニューモデル 新型車

三井造船は、鈴与から清水港新興津埠頭および袖師埠頭向けにエンジン最適制御省燃費型ヤード用コンテナクレーン「トランステーナ」各1基、合計2基を受注したと発表した。今年9月に稼働する予定。

今回受注したコンテナクレーンは、国内で初めてのアイドリング制御システムを搭載し、従来型に比べて燃料消費量・CO2の排出量を最大30%程度低減できる。コストパフォーマンスが高く、低振動、低騒音を実現した省燃費型だ。

アイドリング制御システムは、鈴与の技術協力を得て開発したもので、コンテナ積卸時の負荷に応じて発電機用エンジンの出力を制御させる装置で、待機運転時に発電機用エンジンの出力を最小限に抑える。

また、アイドリング制御システムは、レトロフィット(後付け)も可能。鈴与は今回発注の2基に続き、既存機にもアイドリング制御システムの搭載を計画している。

三井造船は、昨年末に燃料消費量、排ガス量、騒音などを削減した、次世代型のハイブリッド型トランステーナを開発、納入し、さらに今回のアイドリングエンジン最適制御システム搭載型トランステーナの製品化により、ユーザーの幅広いニーズに対応し、環境に優しい荷役機器を提供するクレーンメーカーを目指すとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  4. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  5. エンジンルーム内の熱対策に効果! スバル『WRX STI』用冷却プレートをタナベが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る