【ニューヨークモーターショー08】サイオン ハコ…日米文化の新しいミックス

自動車 ニューモデル モーターショー
【ニューヨークモーターショー08】サイオン ハコ…日米文化の新しいミックス
【ニューヨークモーターショー08】サイオン ハコ…日米文化の新しいミックス 全 5 枚 拡大写真

ニューヨークモーターショーで発表されたサイオンの『ハコ・クーペ・コンセプト』は、現在のラインナップ『xD』(日本のトヨタ『イスト』)、『xB』(同じく『ルミオン』)、『tC』(北米専用モデル)とは全く異なる新ジャンルのデザインスタディモデルだ。

【画像全5枚】

あくまでもコンパクトなボディは、現行モデルxBとの比較で、全長(3700mm)は550mm短く、全幅(1730mm)も30mm狭く、全高(1460mm)は180mm低い。クーペと銘打たれているが、2006年のNYショーで発表され、次期サイオンtCのデザインスタディと目される『tCフューズ』ともまた異なる別モデルだ。

デザインを行った「東京デザイン・ディビジョン」は世界の若者トレンドのスタディチームだ。ハコ・クーペ・コンセプトを手掛けた東京デザイン部の森忠雄主任は「このコンセプトモデルは当初、東京の若者に受ける車はどんなクルマかということでスタートしました」と言う。

「その中で、アメリカンカジュアルを格好良く着こなせるとか、アメリカの文化を上手く取り入れ独自のスタイルに昇華させている日本の若者がいることに着目しました。アメリカの文化を取り入れ、それを違う形に変化させたものをアメリカ人が面白いと思ってみているという点に目をつけ、日米文化の新しい形のミックスというコンセプトです」

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. BMW『X5』次期型のデザインが判明! トヨタと共同開発の水素エンジンなど搭載
  4. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  5. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る