ベネトン時代から在籍していたルノーを離れ、今年からフォース・インディアF1に活躍の場を移したベテランのジャンカルロ・フィジケラ。フェルナンド・アロンソ復帰のおかげで追い出されるようにしてチームを後にしたフィジケラは古巣の苦闘を素直に喜んでいると語っている。
先日のバーレーンGPでルノーとほぼ互角に戦えたことを嬉しく思うかとの問いに対し、フィジケラはこう答えている。「もちろん」(笑)。
「特にフェルナンドこそチームの救世主だと誰もが期待していたし、ルノーは彼に良いマシンを提供するためにものすごい時間と資金を費やしていただけにね。今年のフェルナンドの開幕3戦の戦いよりも、僕の2007年の開幕3戦の方が良かったと思うよ」
「今年の彼らと互角に戦うことができ、フォース・インディアのプロジェクトが期待できるものであると証明できて本当に嬉しい。僕がチームに加わったことは正しい決断さ」とフィジケラ。
またフィジケラはルノーの復活にはもう少し時間がかかるだろうと予想している。