【ニューヨークモーターショー08】三菱 i MiEV…北米導入決定は1年後?

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【ニューヨークモーターショー08】三菱 i MiEV…北米導入決定は1年後?
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三菱自動車は『i MiEV』をニューヨークモーターショーで北米プレミア。i MiEVの海外での展開について商品開発統括部門の相川哲郎常務取締役は、「次のステップとして日本国外のマーケットを考えており、ひとつはヨーロッパ、さらにアメリカを視野に入れています」とのことだ。

「ヨーロッパは道路事情やレギュレーション、使用状況が比較的、日本と近いのですが、アメリカでは小さい車や航続距離の限られている電気自動車が市場に受け入れられるのかなど、未知の部分もあるので、じっくりと検証して行く必要があります」

「今回投入したのは、軽自動車をベースという小型サイズや、家庭用充電で1日の航続距離が100km程度という使用範囲、多少多めにお金を出してでも電気自動車を買って頂けるか等々、アメリカで i MiEVが受け入れられるか、電気自動車についての関心はどの程度のものかをリサーチする目的もあります」

「アメリカに導入する場合、動力部分などのシステム自体の大幅な変更は行わないまでも、左ハンドル化とサイドインパクト(対側面衝突)の強化などはすでに課題として挙がっています。この秋からは、アメリカの都市部を中心に、電力会社のリサーチセンターの傍で実証実験を開始できるように進めて行きます」

「日本での実証試験のデータも蓄積されてきているので、アメリカで実証試験が開始されれば、1年くらいで導入の合否は出せることになると思います」

《ケニー中嶋》

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