旭硝子、北米板ガラス事業を再編

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旭硝子は、北米板ガラス事業を再編すると発表した。事業環境の急速な変化に対応し、4月から12月にかけてフロートガラスの生産拠点3工場と2工場の建築向けコーティングラインの生産を停止するとともに、建築用加工ガラス事業を売却することを決定した。

今後は、高成長が期待される太陽電池用ガラスや、自動車用ガラス素板、建築用の付加価値製品に経営資源を集中する。

北米板ガラス事業について、太陽電池用ガラス、自動車用ガラス素板、建築用の付加価値製品の3つの分野にフォーカスするととともに、ガラスの需給バランスや生産設備の稼働状況の改善を図るため、AGCフラットガラス・ノースアメリカ(AFNA)のビクタービル工場、セント・オーガスチン工場、グリーンランド第1工場でのフロートガラスの生産を停止する。この3工場の生産停止により、北米でのガラス生産能力は約40%削減される。

また、市場規模に比べ過剰な生産能力を持つ建築向けコーティングラインについて、AFNAのビクタービル工場、ハンプトン工場での生産を停止し、商業ビル用・住宅用の生産拠点をアビンドン工場に集約する。

加えて建築用加工ガラス事業を売却することで、高付加価値なガラスの生産とコーティング事業に特化する。

《レスポンス編集部》

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