川島織物、投資損失引当金を計上

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川島織物セルコンは、米国子会社の投資損失引当金を計上すると発表した。

連結子会社のKAWASHIMA TEXTILE USA,INC.は、2002年の設立以来、自動車用シートファブリックを製造している。2006年から本格生産段階に移行し、2006年、2007年にに確実に利益があがる黒字体質となってきた。

一方で、最近の急激な原油高や北米を中心としたサブプライムローン問題に端を発する米国消費の落ち込みなどの要因により、当初計画していた投資回収が遅れる見込みとなったため、保守的かつ健全性の観点から同社への投資に対して投資損失引当金を計上する。2008年3月期決算で、関係会社投資損失引当金繰入額として8億700万円を計上する。

このほか、和装製品販売子会社の「和ぎゃらりぃ」が債務超過となったため貸倒引当金1億7200万円も計上する。

このため、2008年3月期連結決算業績見通しで経常利益を5億円から1億8000万円に下方修正する。

《レスポンス編集部》

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