ホンダ、減益予想---「今期は踊り場」

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ホンダ、減益予想---「今期は踊り場」
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ホンダは25日、2009年3月期の連結業績予想を発表した。営業利益段階で円高による為替の減益要因が3030億円にのぼり、純利益は前期比18.3%減の4900億円を見込んでいる。

今期は4輪車の売り上げ台数が5.5%増の414万台と初めて400万を突破する。ただ、主力の北米は在庫調整もあって4%減の177万台と厳しく見ている。売上高は1.1%増の12兆1400億円、営業利益は31.8%減の6500億円と予想した。

前提のレートは1ドル=100円、1ユーロ=155円。原材料費の高騰ものしかかり、コストダウン効果を合算しても490億円の減益要因となる。

近藤広一副社長は「ドル安に短期間で対応するのは厳しい。今期は踊り場だが体質が悪化するわけではなく、来期へのモメンタムをつけたい」と述べた。

08年3月期は、4輪の世界売り上げが7.5%増の392万台に達し、営業利益は11.9%増の9531億円、純利益は1.3%増の6000億円と、いずれも過去最高になった。

《池原照雄》

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