【スーパーアグリF1撤退】SSユナイテッドの背信
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そこからチームの財政問題が深刻化し、「中国、ロシア、スペイン、ドイツなど世界中をまわって、数十のパートナー候補と話をした」のだが、マグマ・グループとは契約成立寸前で破談、ヴァイグル・グループとは時間が足りなくて話をまとめ切れず、今日の即時撤退決定に至ってしまった。
SSユナイテッドとマグマに関しては、今後、訴追などの可能性も考えられるが、マグマに対しては、亜久里代表は悪い印象をもっていないようだ。「マグマの“先”のことはわからないけど、マグマの人たちは真面目にビジネスをしている人間だった」。マグマとの話は、マグマへの出資者(=マグマの“先”)であるドバイの資本グループが土壇場で破談にしたとされている。
やはり長いスパンで考えた場合に痛かったのは、転落の契機となってしまった昨年のSSユナイテッドなのだ。こちらに関しては「弁護士と相談中」とのコメントも聞かれた。
《遠藤俊幸》