豊田通商3月期決算…増収増益 売上12.7%増の営業利益19.7%増

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商が発表した2008年3月期連結決算は、売上高は前年同期比12.7%増の7兆3億円と2ケタの増収となった。収益面でも売上げ増の影響で、営業利益が同19.7%増の1316億円となった。

金属本部は、自動車向けの需要が堅調だったほか、市況が上昇した。非鉄金属分野ではアルミ溶湯事業が好調だった。運転者支援や安全対応などのカーエレクトロニクスや自動車組み込みソフトビジネスの好調な機械・エレクトロニクス本部も増収だった。さらに、自動車本部も資源国や新興市場が好調で大幅増収となった。

経常利益が同26.8%増の1429億円となり、最終利益は、前期のトーメンとの統合による単体税負担軽減効果が無くなったため、同12.6%減の675億円だった。

2009年3月期連結決算業績見通しは売上高が同11.4%増の7兆8000億円、営業利益が同13.9%増の1500億円、当期純利益が同9.6%増の740億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る