大矢アキオ『喰いすぎ注意』…ハイブリッド・ピザ人気

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大矢アキオ『喰いすぎ注意』…ハイブリッド・ピザ人気
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嘘つき少年だったクライスラー会長

フォード『マスタング』生みの親で、のちに倒産寸前のクライスラーを再生してヒーローとなったリー・アイアコッカ(83歳 )は、イタリア移民の子供である。

自伝『わが闘魂の経営』の中で、子供の頃ピザのことを友人に話すと、甘くないパイなんてあるはずがないと信じてもらえなかったというエピソードがある。当時、ピザが市民権を得ていなかったのである。

【画像全6枚】

しかし戦後ピザは、今風にいえば世界的にブレイクする。敗戦国イタリア(多くは南部からだった)からアメリカ合衆国にやってきた移民が、ピザ職人を始めたのだ。また、米軍が各国に進駐した結果、軍人目当てにピザ店が続々開店したのも、その世界的普及に弾みをつけたといえる。日本もしかりである。

アイアコッカが嘘つき少年呼ばわりされた時代が信じられぬほど、今やピザは一般的な食べ物となった。

本家イタリアでも戦後、ピザは週末における家族の楽しみという位置づけとなった。この習慣の誕生は、戦後「奇跡」といわれた経済成長の時代とリンクする。

初めてのマイカーとして手に入れたフィアット500に定員以上の家族を押し込み、ピッツェリアに出かけていったのである。とくに夏場、日が長いのをいいことに夜9時頃からピッツェリアの屋外テラスでワイワイ食べるのは、イタリアの一風物詩となった。

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《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

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