自動車部品工業が発表した2008年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比22.1%増の36億2300万円と大幅増益となった。
売上高は同18.9%増の658億9300万円と、2ケタの増収となった。既存商品の売上げが拡大したのに加えて、新規顧客の開拓に注力したため。
損益面では、売上げ増や購入資材費の低減、生産性向上、固定費削減などの効果で経常利益は同27.3%増の38億3300万円、当期純利益が同45.4%増の25億9200万円と増益だった。
今期の業績見通しは、売上高が同3.0%増の679億円、営業利益が同0.4%減の36億1000万円、経常利益が同0.7%増の38億6000万円、当期純利益が同16.7%減の21億6000万円となる見通し。