【F1モナコGP】決勝…新モナコウィナー誕生

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1モナコGP】決勝…新モナコウィナー誕生
【F1モナコGP】決勝…新モナコウィナー誕生 全 4 枚 拡大写真

伝統の一戦、モナコGP決勝(25日)はレース前から雨が降り始め、ほとんどのマシンがインターミィディエイト(スタンダードウェット)を履いてスタート。そんな決勝レース序盤は滑る路面にコースオフやスピンするマシンが続出。セーフティーカーも2度出動する荒れたレース展開となった。

【画像全4枚】

予選を制していたのはフェラーリのフェリペ・マッサ。キミ・ライコネンもフロントロウにつけ、2001年以来となるフェラーリの優勝へ絶好の機会となるはずだったが、ライコネンはスタート3分前までにタイヤ装着が出来ておらず、ドライブスルーペナルティを受け順位を大きく落としたのち、接触などで9位・ノーポイントに終わった。

序盤はトップを守ったマッサだったが、16周目にコースオフ。その後はスピードが上がらず3位に終わった。

代わりに優勝を果たしたのはマクラーレンのルイス・ハミルトン。6周目にはタバココーナーでタイヤバリアに接触し、右リヤタイヤをパンクさせるというアクシデントに見舞われたにもかかわらず、その後は落ち着いたレース運びでリードを広げ、今シーズン2勝目。栄えあるモナコウィナーにその名を加えた。

2位にはBMWザウバーのロバート・クビサが入った。ウィリアムズの中嶋一貴は7位入賞。ルーベンス・バリチェロも6位に入り、ホンダにポイントをもたらした。トヨタ勢はグロック12位、トゥルーリ13位と入賞はならなかった。

この日一番目立っていたのはフォース・インディアのエイドリアン・スーティル。終盤には4位を走行するなど素晴らしい走りを見せていたが、コントロールを失ったライコネンにトンネル出口のシケインで接触され、67周でリタイアに終わった。

ともかく雨に翻弄された今年のモナコGP。2時間の時間制限のため、全76周での戦いとなったが、様々な歓喜と悲哀に満ちていた。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  4. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る