新日鉄関連会社、鋼管の試験データを捏造

自動車 ビジネス 企業動向

新日本製鐵は、関連会社のニッタイが同社の野田工場で生産している溶接ステンレス鋼管について、規格・契約などに定められた水圧試験を実施していないことが判明したと発表した。

ニッタイは、水圧試験を行わずに試験データを捏造して、新日鉄ブランドで出荷していた。

経済産業省は工業標準化法違反にあたる疑いがあるととして調査に乗り出した。

新日鉄では出荷されたOEM材に関する品質保証責任があり、未出荷となっている製品の取扱いも含めて、それぞれの顧客に対して、詳細な説明を行うとしている。

また、今回の事態を踏まえ、グループの品質管理体制、特にグループ会社およびOEM委託加工先に対する品質監査のあり方についての見直して、信頼回復と再発防止に向けて全力を尽くすと、している。

JFEホールディングスでも鋼管の強度試験のデータを捏造していたことが発覚しており、経済産業省から厳重注意を受けている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  4. 「逆輸入車」がアツい!? 報道で米国トヨタ車に脚光、3列SUV『グランドハイランダー』に国内からも熱視線
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る