自損事故を起こしてひき逃げを隠蔽

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埼玉県警は6日、今月1日未明に埼玉県蓮田市内の国道122号で発生した死亡ひき逃げ事件の容疑者として、51歳の男を逮捕した。男はひき逃げした後、自損事故を故意に起こしてクルマを破壊、発覚逃れの工作を行っていたという。

埼玉県警・岩槻署によると、問題の事故は1日未明に発生した。蓮田市東3丁目付近の国道122号を横断しようとしていた23歳の男性が進行してきたクルマにはねられた。男性は意識不明の状態で近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で5日に死亡している。

クルマは現場から逃走。現場の路上にはサイドミラーなど、多数の部品が散乱しており、警察ではこれを基に車種の特定を急いだ。その結果、事故を起こしたものと同一の車種が修理に出されていたことが判明したが、クルマの所有者は「自損事故を起こした」と説明していたことがわかった。

警察では所有していた51歳の男を自動車運転過失致死や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は容疑を大筋で認めており、「気が動転して逃げた」、「自損事故ということにすれば発覚しないと思った」などと話しているようだ。

《石田真一》

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