新日鉄の子会社、チタン溶接管でも虚偽

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新日鉄は、子会社のニッタイが水圧試験結果を偽っていた問題で、ニッタイが調査した結果、チタン溶接管についても顧客との契約で定められた水圧試験を実施していないことが判明したと発表した。

具体的には、新日鉄ブランドで2003年4月 - 2005年5月にOEM出荷した水圧試験対象材約1200本について、実際には水圧試験が実施されていなかったことを確認した。

新日鉄では、OEM材に関する品質保証責任は新日鉄にあり、それぞれの顧客に対して、詳細に説明するとともに、万全の対応を行なうとしている。

製品の品質は、母材の寸法・強度や溶接方法などの信頼性によって定まるもので、しかるべき母材を用い、溶接部の健全性については浸透探傷試験(PT)による品質管理を行っており、過去クレームは発生していないとしている。

新日鉄は、今回の事態を踏まえ、グループでの品質管理体制について再点検を実施した。その結果、JIS、その他の公的規格などについてニッタイ関連を除き、違反・不備などは無かったとしている。今回の結果は、経済産業省にも報告した。

《レスポンス編集部》

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