新日鉄の子会社、チタン溶接管でも虚偽

自動車 ビジネス 企業動向

新日鉄は、子会社のニッタイが水圧試験結果を偽っていた問題で、ニッタイが調査した結果、チタン溶接管についても顧客との契約で定められた水圧試験を実施していないことが判明したと発表した。

具体的には、新日鉄ブランドで2003年4月 - 2005年5月にOEM出荷した水圧試験対象材約1200本について、実際には水圧試験が実施されていなかったことを確認した。

新日鉄では、OEM材に関する品質保証責任は新日鉄にあり、それぞれの顧客に対して、詳細に説明するとともに、万全の対応を行なうとしている。

製品の品質は、母材の寸法・強度や溶接方法などの信頼性によって定まるもので、しかるべき母材を用い、溶接部の健全性については浸透探傷試験(PT)による品質管理を行っており、過去クレームは発生していないとしている。

新日鉄は、今回の事態を踏まえ、グループでの品質管理体制について再点検を実施した。その結果、JIS、その他の公的規格などについてニッタイ関連を除き、違反・不備などは無かったとしている。今回の結果は、経済産業省にも報告した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  3. 「ついに国内発売か」待望の3列シート、ルノー『グランカングー』登場にSNSでは「ワクワクですね~」と期待高まる
  4. レクサスとスバルが首位獲得、2025年日本自動車テクノロジー調査…J.D.パワー
  5. かつての「ハイラックスサーフ」、トヨタ『4ランナー』に米2026年型…ハイブリッド中心に9グレード展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る