【洞爺湖サミット】新日石、家庭用燃料電池システムをアピール

エコカー 燃費

新日本石油は、7月7日から9日までの3日間開催される「北海道洞爺湖サミット」の国際メディアセンターに隣接する形で経済産業省が設置する近未来型住宅「ゼロエミッションハウス」内の体験コーナーに2台の家庭用燃料電池システムを設置・運転すると発表した。

ゼロエミッションハウスは、家庭用燃料電池システムや太陽光発電システム、最先端ロボットなど最新技術を備えた住宅で、国内外の報道関係者などに対して世界最高水準のエネルギー・環境技術を展示するもの。

ゼロエミッションハウスに設置する3台の家庭用燃料電池システムのうち、同社は、ENEOSセルテックと共同開発した「LPガス仕様」燃料電池、荏原製作所、荏原バラードと共同開発した「灯油仕様」燃料電池の2台のシステムを稼動させる。

家庭用燃料電池システムで発電した電気は、照明などの電力の一部を賄い、同時に作られたお湯はゼロエミッションハウスの一角に設けられた「足湯」コーナーに利用される。

電気と熱を供給する「コージェネレーションシステム」として利用される家庭用燃料電池は、世界に先駆けて2009年度から国内市場向けに本格販売が開始される予定で、ゼロエミッションハウスへの設置を通じて、国内外の報道関係者に対して同社の技術力および環境への積極的な取り組みをアピールする。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る