トピー工業、サイエンス事業部を新設

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トピー工業、サイエンス事業部を新設
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トピー工業は、7月1日付でトピーグループの次世代の大きな収益の柱となる科学分野に挑戦する部門として「サイエンス事業部」を新設すると発表した。

同社は、これまでコア事業である金属加工以外の科学分野でも、積極的な研究開発を行ってきた。今回のサイエンス事業部の新設は、これら研究開発のなかから、トピーグループの次世代の新たな収益の柱を創り出そうとするもの。

サイエンス事業部は、LED看板などの屋内外サインシステム、化粧品などに使用される合成マイカ(雲母)、床下点検などに使用されるクローラーロボットの3つの商品群を取り扱う。

これら高い成長が期待できる3つの研究開発色の強い事業を集約し、事業展開と収益について責任を持つ組織体制とする。また、独創性の高い3つの事業に対し、マーケティング、商品企画、営業企画など共有すべき機能を最重要戦略テーマとして捉え、これに取り組む横断組織を事業部内に設置する。

3つの事業のサイエンス事業部への集約に伴って、要員を今中期連結経営計画中に約60%増加させるなど、人員や設備投資などの経営資源の投下をより合理的かつ積極的に行う。

サイエンス事業部を新たな収益事業として、研究開発テーマの中から選択と集中を進め、売上高100億円を目指す。

また、現在の技術統括部技術研究所を、研究開発センターに改組し、既存事業の研究開発にとどまらず、商品化、事業化につながる研究開発も目的とした技術の開発基地としての役割を持たせる。

今後は、研究開発センターで必要技術の研究開発、事業化企画を、サイエンス事業部でその成果の事業化を担うとしている。

《レスポンス編集部》

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