【トヨタ アルファード/ヴェルファイア 新型発表】180cm+・90kg+の記者がサードシートに

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【トヨタ アルファード/ヴェルファイア 新型発表】180cm+・90kg+の記者がサードシートに
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トヨタのミニバン『アルファード』新型と、ブランニュー『ヴェルファイア』。180cm+&90kg+の大柄記者がサードシートに乗り込んで、身体で実測してみた。

アルファード/ヴェルファイアの乗車定員が7人または8人となっているのを見て、疑問に感じた人はいないだろうか? 一般的にミニバンといえば、2・2・2の6人か、2・3・2の7人のはずである。しかし、アルファード/ヴェルファイアは少ないタイプでも2・3・2の7人、多いタイプだと2・3・3の8人だ。

本当にそんなに乗れるのかというと、正直なところ、サードシートに大人の男性3人はよほど細身じゃない限り厳しい。記者のような肩幅60cmオーバーという体格の場合、絶対にふたりしか座れない。3人座るなら、大人といっても女性用か、子供用という具合だ。3人掛けのタイプはヘッドレストも3つ備えられているのだが、少々肩身の狭い思いをして乗り込まないとならないだろう。

それでも、なぜサードシートが3人座掛けなのかというと、メーカーの社内基準として、アルファード/ヴェルファイアのサードシートの横幅が3人掛け基準(1400mm)を満たしているというのが理由。ただし発表会でトヨタの説明員も、「実際のところ、大人3人はちょっと厳しいですね」と本音。社内でも意見が分かれているようであった。

座り心地自体はシートバックが従来より70mm高くされたというだけあって、寄りかかりやすく、座り心地そのものは問題ない。スペースの問題からサードシートは「オマケ」的な感じのクルマが多いが、天井などの圧迫感もあまり感じない。

セカンドシートがリラックスキャプテンシート仕様の場合、ふたり掛けのシートを左右にも動かせるので、サードシートへの乗り込みも容易となっている。また、中央から分割して左右に簡単にたため、ラゲージスペースとして活用しやすくなっているのも特徴だ。

《デイビー日高》

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