クラレ、水添スチレン系熱可塑性エラストマーなどを再度値上げへ

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クラレは、水添スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトン/ハイブラー」およびブロック化エラストマー「TUポリマー」の価格を値上げすると発表した。

原油・ナフサ価格は依然として高騰を続けており、主要原料であるイソプレンモノマー、スチレンモノマー、ブタジエンモノマーやウレタン原料などの基礎原料も高騰を続けているとともに、ブタジエンなどの供給量が制約を受けつつある。また、重油などの高騰によりユーティリティコスト、物流コストも上昇している。

同社では、数回にわたって主要原料の価格高騰を理由にエラストマー関連製品の値上げを実施してきたが、アジア市場の旺盛な需要を背景に原料価格の騰勢が続き、エラストマー関連製品の事業収益が急速に悪化している。

こうした状況下、安定供給の維持、採算改善のために、値上げを実施する。

《レスポンス編集部》

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