DELTA i.D.総合研究所は、各種の技術発表資料を元に、EV(電気自動車)やHEV(ハイブリッドカー)を中心とした各種環境対応車の技術動向を取りまとめた「EV/HEV向けカーエレクトロニクスの最新技術開発動向」を6月30日に発刊した。
ハイブリッドカーは、環境問題の顕在化や原油価格の高騰などを背景に、地球に優しい車から、必須な環境対応技術として位置付けが変わってきている。従来からのハイブリッドカーの開発に加え、最近各社の発表が相次ぐリチウムイオン電池に代表される電気自動車、プラグインハイブリッドカー(PHEV)、さらに欧州で拡大しているクリーンディーゼル車など、各自動車メーカーは、様々な技術開発が進んでいる。
2009年以降、様々な環境対応車の市販化される見通しで、EVやHEVを中心とした国内および欧米メーカーの現状、今後の動向を概説するとともに、これらに関する最新技術文献から解析した。また、欧州で拡大しているクリーンディーゼル車や次世代環境車の燃料電池車などにも言及し、それぞれの環境対応車の現状および課題を整理したうえで、今後の動向を予測した。
環境対応車が抱える技術課題、普及のための技術開発のポイントを整理したほか、要素技術の動向、今後を予測した。
A4縦151ページ、15万7500円。