6月29日未明、東京都江戸川区内の都道で、路肩を走行していた小型バイクに対し、後方から進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。バイクを運転していた男性は死亡。警察はクルマを運転していた男を飲酒運転などの現行犯で逮捕している。
警視庁・葛西署によると、事故が起きたのは6月29日の午前4時30分ごろ。江戸川区船堀4丁目付近の都道で、道路左側の路肩を走行していた小型バイクに対し、後方から進行してきた乗用車が横滑り状態で追突した。
バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた58歳の男性は路上に投げ出された際に頭部を強打し、近くの病院に収容されたが間もなく死亡した。クルマを運転していた男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察では自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は片側2車線の緩やかなカーブ。クルマはスピードを維持したままカーブに進入。急ブレーキを掛けたことでバランスを崩し、前方のバイクにそのまま突っ込んだとみられている。