ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは2日、キャデラック『STS』など4車種のデファレンシャルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2005年5月13日 - 07年10月26日に輸入された411台。
デファレンシャルとプロペラシャフトの接続部オイルシールの材質が不適切なため、オイルが漏れることがあり、潤滑不良で走行不能となるおそれがある。
全車両、接続部のピニオンフランジのロット番号を点検し、対象のものはオイルシールを良品と交換する。
不具合発生件数は3件で、市場からの報告で発見した。事故は起きていない。