【D視点】欧風デザインで勝負…マツダ アテンザ 新型

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【D視点】欧風デザインで勝負…マツダ アテンザ 新型
【D視点】欧風デザインで勝負…マツダ アテンザ 新型 全 13 枚 拡大写真
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デザインの自信

マツダは1998年に「ズームズーム」を始め、咋2007年、「進化したズームズーム」を打ち出した。新ブランドメッセージの第1弾となる『マツダ2』=日本名『デミオ』が、2008世界カーオブザイヤーに選ばれ、マツダのデザイン活動が世界にも認められた。世間は賞をとったことを凄いと注目しているが、この結果に至る日頃の“仕事振り”に注目したい。

「進化したズームズーム」の第2弾がアテンザだ。デミオのデザインテーマを踏襲したのも、“自信の表れ”であろうが、フッドのサイドパーティングが異様に内側にあることにお気づきであろうか。これはスーパーカーといわれるクルマでしか採用できないくらい、設計的には厄介なものなのだ。デザイン部門に対する社内的な信頼があってこそ可能となる。他にもデザイナーの自信をうかがわせる部分が潜んでいるような気がするので、デザインの細部から、そんな産物を発見してみるのも楽しい。

【画像全13枚】

世界カーオブザイヤーは、2004年に設立された自動車賞なので馴染みの人は少ない。名称が示すように、数ある自動車賞を束ねる意味合いがある。クルマは生まれた地域の環境や文化に深くかかわっているが、クルマがグローバル化した現代では、世界的視野での評価も必要となっている。この賞の価値が、世界に認知されることを期待する。

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《松井孝晏》

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