クラレ、PMMA成形材料を4月に続いて値上げへ

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クラレは、PMMA(メタクリル樹脂)成形材料「パラペット」を7月15日出荷分から、国内価格を1kg当たり40円、輸出価格を1t当たり450米ドル値上げすると発表した。

PMMA成形材料はLCD用導光板向けの光学材料や自動車部品などを中心とした旺盛な需要を背景に、日本及びアジアの需給バランスはタイトな状況が続いている。その主原料となるMMAモノマーも、アジア地域での需要拡大により堅調に推移している。

同社は、今年4月1日出荷分から価格改定を実施したが、原油・ナフサ価格のさらなる高騰による原燃料価格の上昇は、価格改定の効果と自助努力によるコスト削減の範囲をはるかに超えているとしている。

また、物流コスト等の諸コストも軒並み上昇しており、PMMA成形材料の事業収益が急速に悪化している。こうした状況の下、安定供給の維持、採算改善のために、4月に続いて値上げすることを決めた。

《レスポンス編集部》

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