APRCアジア・パシフィックラリー選手権第4戦と全日本ラリー選手権第6戦の併催となる「ラリー北海道」が12・13日、北海道帯広・十勝地方で開催される。
ラリー北海道は、日本で2番目の国際格式として01年から開催されているラリーだ。05年からAPRCと全日本が併催される形となっている。今年の参戦台数は、APRCが32台、全日本が29台の合計61台。なお、両選手権は車輌規則が異なるため、リザルトは個別のものとなっている。
今回のラリー北海道のコースは、これまでラリー北海道かラリージャパンで使用されたコースが使用される形だ。競技は2日間かけて行われ、総走行距離は1159.54kmとなる。SS区間は18ヵ所/230.80kmで、DAY1はSS8ヵ所/150.29km、DAY2はSS10ヵ所/79.88kmだ。
今年のコース特徴としては、サービスパークが昨年までのラリージャパンで使用されていた北愛国交流広場に移動。同敷地内で、1台ずつながらスーパーSSも行われることとなった。
08年シーズンのAPRCには、昨年のラリージャパンのグループNで優勝を飾った田口勝彦が、三菱『ランサーエボリューションIX』グループN仕様でエントリーしているほか、PWRCプロダクションカー世界ラリー選手権の05・07王者である新井敏弘(スバル『インプレッサ WRX STI』)がスポット参戦する。
一方の全日本ラリー選手権には、PWRCにも参戦している奴田原文雄がエントリー。開幕戦から『ランサーエボリューションX』を導入しており、第2戦では勝利を上げている。そのほか、ランキング2位の石田正史も前戦からランエボXを導入している。