【マツダ ビアンテ 発表】ボンゴフレンディの後継ではない

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ ビアンテ 発表】ボンゴフレンディの後継ではない
【マツダ ビアンテ 発表】ボンゴフレンディの後継ではない 全 5 枚 拡大写真

8日にデビューしたマツダ『ビアンテ』は、2005年に生産を終了した『ボンゴフレンディ』の後継車であるといわれているが、マツダのスタッフ陣はこれを否定している。

8日の発表会でマツダ関係者は、「後継でないのは明らか。両者は成り立ちからすべてが違う。プラットフォーム、レイアウト、パワートレーン、エンジンの置き方も違う。ビアンテはまったく新しいモデル」と話す。確かに、ボンゴフレンディは、1列目シート直下にエンジンを縦に置くMRベースで、ウォークスルー性はほとんどなかった。が、ビアンテはFFレイアウトでフロアはほぼフラット。“床周り”だけでもだいぶ違いがある。

「ビアンテはボンゴフレンディの後継ではない。たまたまセグメントが同じところに入っているだけ」とマツダ・国内営業本部副本部長の西山雷大氏。

同社国内営業本部商品ブランドマーケティング部商品戦略グループアシスタントマネージャーの島村肇氏は、両者のコンセプトの違いについて言及した。

「ボンゴフレンディは、キャンプなどのアウトドアなどにもマルチに対応できる『多用途』がひとつのコンセプトだが、ビアンテは『多人数乗車』。たくさんの人が心地よく乗っていただけることを目指したクルマ。後継と呼ぶのは正しくないだろう」

マツダの新たなトール系ミニバンは、ボンゴフレンディの生産終了から約2年半の空白の時を経て、まったく新しいコンセプトとターゲットをもって生まれたといえるだろう。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  3. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る