無人で滑走したクルマの下敷き 男性死亡

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11日夜、福島県西郷村内の牧草地で、泥にタイヤを取られて立ち往生していた乗用車が無人のままで動き出し、車体の後方にいた男性がクルマの下敷きとなった。男性は胸部圧迫が原因で死亡している。

福島県警・白河署によると、事故が起きたのは11日の午後9時25分ごろ。西郷村小田倉字馬場坂付近にある牧草地で、泥にタイヤを取られて立ち往生していた乗用車を62歳の男性と41歳の女性が後方から前方に向けて押していたところ、クルマが無人のまま後方に向かって滑走した。

女性は運転席に回りこんでサイドブレーキを引こうとしたが、これが間に合わず、男性はクルマに押し倒され、そのまま下敷きとなった。男性は地元消防のレスキューに救助され、郡山市内の病院に搬送されたが、胸部圧迫による呼吸困難で事故から約3時間後に死亡している。

現場は牧草地で、クルマが位置していたのは緩やかな斜面だった。警察では一緒にいた女性から事故当時の状況について話を聞いている。

《石田真一》

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