三井物産、ウズベキスタンでウラン資源の共同探査を検討

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三井物産、ウズベキスタンでウラン資源の共同探査を検討
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三井物産は、ウズベキスタン共和国の政府機関であるゴスコムゲオロギー(地質鉱物資源国家委員会)と、ウズベキスタン国内の「黒色頁岩」型ウラン資源開発の地質調査活動を行うための合弁会社設立を検討する基本合意書に調印した。

基本合意書の締結により、三井物産は、ゴスコムゲオロギーから18か月の独占交渉権を付与され、両者による共同探査に向けての実施要領、合弁会社の設立、探査の履行に関する詳細について協議に入る。

共同調査の対象として選定された鉱区は、ナヴォイ市北西約300kmに位置する黒色頁岩型ウラン鉱床の見込まれるザパドゥノ・コクパタスカヤ鉱区。

両社が最終合意に至れば、合弁会社の設立、探査実施のための地下資源使用権に関連する必要な許認可の取得を目指す。探査期間は約3年を予想。探査の結果、商業生産に適したウラン資源が確認された場合、生産されるウランはウズベキスタン国外の電力会社向けを中心に、全て発電用燃料として輸出される予定。

三井物産は生産されるウラン精鉱、その他副産物の販売面でも協力する。

ウズベキスタン共和国は、現在年間約2500t、世界第7位のウランを生産している。国際原子力機関の調べでは、同国には全世界のウラン資源の約3%に相当する9万3000トンのウランが埋蔵されていると言われている。

《レスポンス編集部》

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