シボレー カマロ 新型デビュー…GMの救世主、登場か

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シボレー カマロ 新型デビュー…GMの救世主、登場か
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GMが21日、話題の新型シボレー『カマロ』のプレス発表を行った。カマロは2010年モデルとしてデビュー予定で、特に力を入れたのは「燃費」だという。発表会はデトロイトとロサンゼルスの2か所で同時に開催された。

シボレー部門副社長のエド・ピーパー氏は「ライバルモデルよりも燃費が2 - 3mpgは優れており、パフォーマンスとエコを同時に実現できる車」だと語る。テストによるとV6エンジンで燃費は26mpg、V8で23mpgだという。さらに、4気筒ターボエンジンがラインナップに加わる可能性も。

新型カマロはカナダ、オンタリオ州の工場で2009年2月から生産が始まり、4月頃には販売開始の予定。2010年にはコンバーチブルモデルも発売される。

GMが狙い目とするのは、ずばり「引退して金銭的に余裕があるベビーブーマー世代」。というのもその世代はカマロ全盛期を知っており、懐かしさと、家族が減ってゆったりとスポーツカーを楽しみたい、という需要があるため。

カマロのライバルとなるのはフォード『マスタング』、日産『350Z』、ダッジ『チャレンジャー』などだが、ピーパー氏によると「カマロは価格的にももっともリーズナブルで魅力的なものになる」予定だという。

このところ経営不振など良い話題のないGMだが、来年春にカマロが販売の救世主になる、と期待は大きい。すでに6000件を超える予約問い合わせがGM本社に来ているという。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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