「ATインターナショナル2008」が千葉県の幕張メッセで開幕した。同展のテーマは「ビヨンド・モビリティ」で、「テクノロジーが変わる」、「産業構造が変わる」、「ライフスタイルが変わる」という3本柱を軸に、最新の車載電子技術が一堂に会した展示会だ。今回は129社が出展した。
完成車メーカーではトヨタ、日産、ホンダ、富士重工(スバル)、三菱自動車が出展した。それぞれ電気自動車や新型車を展示し、それに搭載されている電子技術を紹介していた。
たとえば、トヨタは『クラウンハイブリッド』を展示し、「ファイングラフィックメーター」、「ナイトビュー」、「進化したドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム」、「VDIM」、「ナビ・ブレーキアシスト」を紹介するといった具合だ。
ただ、来場者に人気があったのは、三菱自動車や富士重工の電気自動車で、クルマの周りには多くの人が集まっていた。これも最近のガソリン高騰が影響しているのかもしれない。
そのほか、セミナーやワークショップも多く行われ、自動車の開発者や技術者にとって、魅力的なプログラムが目白押しである。
同展は25日まで開催され、主催は日経BP社。主催者では3万人の来場者を見込んでいる。入場料は2000円だ。