ロイヤルラウンジ…モデリスタプロデュースの最上級リムジン

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ロイヤルラウンジ…モデリスタプロデュースの最上級リムジン
ロイヤルラウンジ…モデリスタプロデュースの最上級リムジン 全 12 枚 拡大写真

トヨタモデリスタインターナショナルは、5月にフルモデルチェンジしたトヨタの最上級ミニバン『アルファード』&『ヴェルファィア』をベースにして、エグゼクティブ市場向けにコンプリートカー、「ロイヤルラウンジ」&「ロイヤルラウンジLE」(LE=ラグジュアリーエディション)を開発、このほど発売した。開発に携わったチームのインタビュー、デザインポイントや機能を紹介しよう。

【画像全12枚】

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ミニバンの乗り心地が向上した

「かってはセダンベースのリムジンが大半だった“エグゼクティブカー”の市場で、広いスペースとセダンに劣らない快適な乗心地を実現するミニバンを評価する動き出て来てます」と口火を切ったのが、営業企画グループ・マネージャーの沼田誠志氏。

「企業の社長や役員の方々も、その広い室内や落ち着いた着座感を気に入っていただいております。また、芸能関係の方や個人で事業をされているお客様の関心が増えているようです」

そのような市場動向を踏まえて、先代アルファ−ドからエグゼクティブ系コンプリートカーを手がけてきたモデリスタから、今回のフルモデルチェンジを契機にさらなるプレミアミニバンとして、ロイヤルラウンジの商品化とつながった。

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エグゼクティブのために個室感覚実現

商品開発のまとめ役となった商品部マネージャーの柳沢直氏いわく、「市場動向と最上級ミニバンを考慮した開発コンセプトは、“Executive Private Lounge(極上の移動空間で、安らぎに満ちたひとときを)”とし、ベース車のポテンシャルを最大限に引き出しつつ、いかにコンセプトに相応しい移動空間を再現するかにこだわりました」と、モデリスタならではの商品開発力やプロセス面が効果的に発揮されたという。

「そのためお客様からの要望を折り込み、先代よりユーティリティアップを狙いました。心からリラックスしていただける心地よい移動空間として、ロイヤルラウンジならではの造り込みを実現しています」という。「そのため、通常ミニバンの3列目シートを無くし、運転席とエグゼクティブ席の2列シートに設定。後席はセダン系では実現できない、格段の広さと使い勝手に富む居住空間を確保しています。しかもほぼフラットに近い角度まで操作できる、心地よい色と質感の革張りシートが特徴です。また、背中からふくらはぎ上部までをエアープレスしてくれるリラクゼーション機能付きシートをオプション設定しました」

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《浜田拓郎》

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