マツダ『ビアンテ』(8日発表)はクラス最高の室内の広さを売りにしているが、見る者にエクステリアからでもその室内の広さを直感させるためのデザインの工夫が見られる。
その特徴について、デザイン本部デザイン戦略スタジオチーフデザイナー、小泉巌さんは、まずサイドのガラス面を大きく取り、各ピラーを黒く見えにくくすることでガラス面の広さを強調させ、外観からでも室内の広さと明るさを想像させるように特徴付けたという。
そしてひとつのアイキャッチとも呼べる個性的なヘッドライトが、ボディサイドに回りこみ、大型三角窓、広いサイドウィンドウ、リアウィンドウと一体化することでベルトラインを強調し、重心の低さと安定感、そして躍動感を演出しているという。