25日深夜、茨城県稲敷市内の県道を走行していたバイクと、対向車線を進行してきた乗用車が正面衝突した。バイク運転の男性は死亡したが、クルマはそのまま逃走。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
茨城県警・稲敷署によると、事故が起きたのは25日の午後11時55分ごろ。稲敷市江戸崎付近の県道を走行していた17歳男性の運転するバイクと、対向車線を進行してきた乗用車が正面衝突した。
バイクは衝突の弾みで転倒。運転していた男性は路上に投げ出された際に頭部を強打し、近くの病院に収容されたものの、まもなく死亡している。クルマは現場からそのまま逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。
周辺捜索を進めたところ、現場から約400m離れた場所で前部が破損した乗用車を発見。しかし、運転者の姿はなく、後の調べで盗難車ということも発覚した。
警察では何者かが盗難発覚などを恐れ、クルマを放置して徒歩で逃走したものとみて、目撃情報を収集している。