三菱商事は、鉄道港湾インフラ事業体のオーカジー・ポート・アンド・レール(OPR)が、オーカジー港湾入札における優先交渉権を取得したと発表した。OPRは、三菱商事が100%出資する豪州現地法人の三菱デベロップメント社(MDP)とマーチソンメタルズ社(MML)が折半出資する。
同港湾の開発権取得に向けて、今後、西豪州政府との間で条件交渉を進めていく。
西豪州中西部地域における鉄道港湾のインフラの開発は、MDPとMMLが折半出資する鉄鉱石事業会社クロスランズ・リソーシーズ(CRL)を初めとする同地域の鉄鉱石資源開発プロジェクトにとって不可欠で、地場の産業振興にとっても重要。
三菱商事としては、OPRを通じて地域と一体となって本インフラプロジェクトを推進し、西豪州中西部地域の開発経済発展に寄与するとしている。