トヨタ、インド第2工場の起工式を実施

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トヨタ自動車は、インドの車両生産・販売会社であるトヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)の第2工場の起工式をカルナタカ州バンガロール市郊外の工場建設予定地で実施した。

起工式には、B.S.エディユーラッパ・カルナタカ州首相らが出席した。

式典でトヨタの岡部聰専務は「トヨタ生産方式を基本にした生産技術と人材育成をセットにしたモノづくりの文化をカルナタカに確立し、カルナタカひいてはインドの発展にすこしでもお役に立てることを願っております」と述べた。

TKM第2工場は、年産10万台の生産能力で2010年の操業開始を予定しており、新開発小型車などの乗用車を生産する。

自然を活用し、自然と調和する工場づくりを目指す「サステイナブル・プラント活動」の考えに基づいて、低CO2生産技術導入による使用エネルギーの低減、風力・太陽光・バイオ燃料などの再生可能エネルギーの活用、工場の森作り活動などを通じた、地域社会との共生を目指す。 

トヨタは1997年、インドのキルロスカグループとの合弁で、バンガロール郊外に車両生産・販売会社であるTKMを設立した。現在、TKMでは、『カローラ』とIMVシリーズのミニバンである『イノーバ』を生産しており、2007年には合わせて5万2000台を生産した。

トヨタは、インドでの現地生産の拡大と、商品の積極的な投入で、需要拡大が見込まれるインドでシェアアップを図る。

《レスポンス編集部》

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