川崎重工、ドバイに現地法人を設立

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川崎重工は、急速な経済発展を続ける中東・北アフリカ(MENA)地域で、営業活動を強化するため、アラブ首長国連邦(U.A.E.)ドバイに現地法人を設立する。

MENA地域では潤沢なオイルマネーを背景に、多数のプロジェクトが計画、実施されている。同社グループのビジネスチャンスの拡大が見込まるため、MENA全域をカバーするグループ全体の営業拠点を設立する。

現地法人「カワサキ・ヘビー・インダストリーズ・ミドル・イーストFZE」は、ドバイ国際空港に隣接するドバイ・エアポート・フリーゾーンに開設。

ドバイは外国企業が多数集積し、中東地域の情報・交通・金融のハブとして認知されている。

同社はMENA地域で、セメントプラントや肥料プラントなどの各種プラントの建設のほか、同地域向けの各種船舶の建造、建設機械や産業用機械などの販売を行なってきた実績がある。今後は、これらの既存事業の拡大に加え、交通システムや発電用ガスタービン、土木機械なども含めたグループ全体の営業活動を推進していく予定。

同社は、現地法人をベースにMENA全域を対象とした情報収集、市場調査、案件発掘等のマーケティング、グループ全体の営業活動を積極的に実施することで、地域でのさらなる事業拡大を強力に推進するとしている。

《レスポンス編集部》

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