トヨタ ウィングレット…パーソナル移動支援ロボット

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ ウィングレット…パーソナル移動支援ロボット
トヨタ ウィングレット…パーソナル移動支援ロボット 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、現在開発中の人の活動をサポートする「トヨタ・パートナーロボット」の一つとして、立ち乗り型のパーソナル移動支援ロボット『Winglet』(ウィングレット)を開発したと発表した。

Wingletは、「安心して自由に移動を楽しめる社会の実現に貢献すること」を目的に開発した。快適に使える優れた使用性と、ユーザーの行動範囲を拡大するような性能を生活空間で使いやすいコンパクトなサイズで実現する次世代のモビリティツールとしている。

具体的には、A3サイズ相当の投影面積のコンパクトで持ち運び可能なボディとし、センサーで常に姿勢を検出しながら制御することで、安定した状態のまま電動で2輪走行することが可能。また、独自の平行リンク機構を採用することで、乗員は体重移動のみで前後進、旋回操作を行なうことができ、狭い場所や混雑した空間でも、安心、快適に使用できるよう配慮した。

ボディ上部のステアリングユニットを変更することで、操作感の異なる「Type L」「Type M」「Type S」の3つのバリエーションを設定、実用的な走行から、両手が自由な状態でのスポーティな走行まで、用途に応じてユーザーが自由に選択できるようにした。

今後は、実用化に向けたトライアルを通じて、Wingletを多くの人に体感してもらう予定。具体的には、2008年秋から中部国際空港セントレア、複合型マリンリゾート施設ラグーナ蒲郡で移動手段としての実用性の検証、2009年にはオートモール複合型商業施設のトレッサ横浜でも人混みなどでの使用性や他者に与える心理的な影響などを検証する。

トヨタは今後もパートナーロボットの開発を、産官学の連携を一層強化して進めることで、2010年代の早い段階でのパートナーロボットの実用化を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る