ホンダ、マレーシアでの二輪事業体制を再編

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダは、マレーシアでの二輪事業の生産と販売機能を集約して、合弁会社Boon Siew Honda(文秀ホンダ)を9月に設立することで、オリエンタル・ホールディングス(OH)と合意し、合弁契約書に調印した。

現在、ホンダはマレーシアでの二輪車卸販売を文秀有限公司(BSW)に、二輪完成車の組み立てを、OHが100%出資するカーアセンブラーズがBSWから委託を受けている。

ホンダは、OH保有のカーアセンブラーズ株式の半数の譲渡を受け、ホンダが50%、OHが50%出資する合弁会社を設立する。資本金は250万マレーシアリンギット(約8300万円)。2009年1月には、卸販売機能をBSWから新会社の文秀ホンダに移管し、生産・販売機能を一体化したオペレーションとする予定。アセアン域内のホンダ各社との連携を視野に入れ、競争力の強化を図り、顧客サービスの向上を目指す。

マレーシアの二輪車総市場は2007年が46万8000台で、前年比6%増となり、2008年には52万台にまで成長することが予想されている。ホンダはマレーシアでの二輪事業の発展を目指し、多様な顧客ニーズに迅速に対応できる運営体制を構築する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  3. レクサスの3列大型SUV『TX』、約845万円から…北米初の現地生産PHEVも設定
  4. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  5. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る