旭硝子の中間期決算…減収ながら営業増益

自動車 ビジネス 企業動向

旭硝子が発表した2008年6月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比21.4%増の1095億円と大幅増益となった。

フラットパネルディスプレイ(FPD)用ガラス基板の市況は、TFT液晶用ガラス基板を中心に好調に推移した。板ガラスの市況は、日本、北米では引き続き低調に推移し、欧州では軟化した。化学製品の市況は堅調だった。この結果、売上高は同4.0%減の7741億円と減収だった。

損益では、原材料価格の高騰があったものの、コストダウンの徹底で営業増益をキープした。経常利益は為替差損の影響で同1.0%増の957億円にとどまった。中間期純利益は北米板ガラス事業の構造改革の費用を計上したため、同9.2%減の480億円だった。

通期連結業績見通しは売上高が1兆6000億円、営業利益が2000億円、経常利益が1900億円、最終利益が1000億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  5. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る