プレイステーション3版『頭文字D』・・・開発者に聞く

モータースポーツ/エンタメ ゲーム
プレイステーション3版『頭文字D』・・・開発者に聞く
プレイステーション3版『頭文字D』・・・開発者に聞く 全 27 枚 拡大写真
3
PS3版の特長はネットワーク機能

PS3にはネットワーク機能が盛り込まれている。これはアーケード版の対戦機能よりも多彩なアイデアが盛り込まれている。

【画像全27枚】

「走行性能をアーケート版とPS3版をそろえたのに対し、ネットワーク機能は差別化しましたアーケードでも隣の人と走れますけれど、家で、全国のライバルと走れるところですね。次にネットワークでいろいろな物が買えたりダウンロードできますよという部分。パーツやクルマなどをネットワークで追加できる。さっそく、7月24日にアルテッツァとRX-8とロードスターの3台を追加しました。この3台は無料でダウンロードできます」

さらに8月1日にはマイキャラ(アバター)のパーツが発売された。マイキャラはインターネット対戦で自分の姿をアピールする画像だ。男性用が27パーツ、女性用か26パーツで320円。ゲームを進めるとある程度は無料で追加されるが、さらなる個性の演出ができる。しかも、なんとなくしげの秀一先生風の絵柄になっている。自分の似顔絵をしげの先生が描いたらどうなるのか。そんなシミュレーションも楽しい。

ところで、今後は原作で新しい車種が登場したら、ゲームでも使えるようになるのだろうか。

「やってみたいですね。このゲームがたくさん売れたら、もっと投資できるはずです(笑)」

逆に、原作に出ていないクルマだけど出して欲しいクルマは。

「それはもういまのバージョンにもたくさん収録されていまして、ほとんど僕の好みなんですけれど(笑)。たとえばGTRだとR32はOK。R34もOK。だけどR33はダメ。こういうチョイスって、普通のレースゲームのユーザーだと怒る人もいると思うんですよ。でもイニシャルDのユーザーは怒らない。あれは峠を走るクルマじゃない、って解ってますから。車種の選定については、峠に似合うか、しげの秀一先生の世界観に合うか。そこで筋を通しています。ここで選択を間違えるとプレイヤーの信頼を失ってしまうと思っています(新井氏)」

ただし、ダウンロードでのコースの追加は難しいという。データ量が膨大になるからだ。原作に新たなコースが登場した場合は、PS3版も次のタイトルになるという感じになるだろう。現に、アーケード版では次のバージョンの開発が進んでおり、テスト版を設置している店舗もある。

「アーケード版の4には入っていないコースとして、PS3版には八方ヶ原が追加されています。実はこのコースはアーケード版の3に入っていたんですが、難しすぎて不人気だったことと、4ではアーケード筐体のマザーボードが変更になって、収録しきれなかった。それをPS3版で復活させました。でもこのコースは流用ではなくて、基礎データを元に現地調査をして新たに作りました」

難しいコースをじっくり攻略できる。これもPS3版のメリットかもしれない。しかもそのコースを極めた者同士がネットで対戦できる。これはアーケード版のファンにとっても気になるところだろう。

「ネットワークに繋ぐ、タイムアタックランキングの上位プレーヤーのリプレイ動画を見られます。その走行データを使うと、ゴーストカーとして一緒に走れます。これもPS3ならではですね(新井氏)」

実際にはネットにつながないでもっと速い人もいるかもしれない。しかし、速い人ほどネットに繋ぎたくなるだろう。自分のタイムを証明したいし、走りを見て欲しいと思うはず。

「そういう部分もネットワーク対応の良さだし、ネットワーク接続の普及につながると思います。いま、PS3プラットフォームではだいたいプレイヤーの3割くらいがネットにつないでいると言われますが、少しずつ増えるだろうと期待しています(新井氏)」

(C)しげの秀一/講談社 (C)SEGA All manufacturers, cars, names, brands and associated imagery featured in this game are trademarks and/or copyrighted materials of their respective owners. All rights reserved.

  1. «
  2. 1
  3. 2
  4. 3
  5. 4
  6. 5
  7. 続きを読む

《杉山淳一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ラガー』30年ぶり復活か?…土曜ニュースランキング
  2. 雨の季節、濡れた傘をすっきり収納! 車内快適「傘入れ」[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. スズキ『ジムニー』もついに電動化!? 次期型のデザインを大胆予想!
  4. トヨタ自動車、正社員の平均年収初の「1000万円超え」[新聞ウォッチ]
  5. ランチア『ガンマ』が42年ぶりに復活、新型の写真公開…電動クロスオーバー車に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シトロエン『C3』新型にEV「e-C3」、航続388km…399万9000円から
  2. 「もはや地図事業だけではないHERE」…人とくるまのテクノロジー展2026初出展の背景を枝代表に訊ねる
  3. セキュア開発における脅威分析【自動車セキュリティ解説 第2回】
  4. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
  5. 6/23申込締切 次のステップを模索する中国自動車メーカーの戦略を俯瞰する
ランキングをもっと見る