フォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーション(JRP)は19日、富士スピードウェイで新車両概要報告会を実施した。09年シーズンから3年間(それ以上に延長される可能性もある)使用される、新型シャシー「FN09」のお披露目式である。
同報告会は、18・19日に行われたFN09の国内初走行となる第1回先行開発テストの中で行われたもの。JRP会長の中嶋悟氏らが出席し、FN09の紹介が行われた。
報告会はピットレーンで行われ、中嶋氏のほか、JRP代表取締役社長の野口幸生氏、FN09を開発した米スウィフト・エンジニアリング代表取締役社長のヒロ松下氏、そのエンジニアのCASPER VAN DER SCHOOT氏、トヨタ自動車モータースポーツ部主査の永井洋治氏、本田技術研究所四輪開発センターMSブロック主任研究員の坂井典次氏らが出席した。
会見で中嶋氏は、「初めての走行をメディアの方に披露するというのは、よほど自信がなければできません。これも、スウィフト・エンジニアリングさん、トヨタさん、ホンダさんのおかげです。これから来シーズンの開幕までにさらにさまざまなテストをして、十分な競争力を備え、素晴らしいシーズンにしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」とコメントした。