三井造船、玉野事業所の深井鋼板切断工場が本格稼動へ

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は、岡山県にある玉野事業所で、造船用鋼板の切断加工を行う「深井鋼板切断工場」が完成・本格稼働を開始したと発表した。

深井鋼板切断工場は、玉野艦船工場内の内作量増大のために、旧鋼材加工工場の約2倍となる2万平方mの敷地に鋼板水切り(陸揚げ)、ストック場および切断を行う建屋2棟を配した。

船舶で運ばれ、陸揚げされた鋼板は、錆びや酸化皮膜をとるための「ショットブラスト」を行った後、錆び防止のための「プライマー塗装」を経て、建屋内に設置された5基の切断機(プラズマ切断機3基、レーザー切断機2基)で切断する。切断した鋼板はトレーラーなどで艦船工場に運ばれ、船舶のブロックへと加工される。

深井鋼板切断工場の稼働により鋼板切断能力は従来の1.7倍にあたる月間約8000tと大幅に増強される。鋼板切断能力増強により、現在外注している鋼板加工の完全内作化を進め、コストダウンを図る方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る