【ダイハツ ムーヴコンテ 発表】成功への台本…トールワゴンをもう1台

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【ダイハツ ムーヴコンテ 発表】成功への台本…トールワゴンをもう1台
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ダイハツは25日、新型軽自動車『ムーヴ・コンテ』を発表した。同社のベストセラーモデル『ムーヴ』の室内の広さや高い基本性能を受け継ぎながら、より独創的なスタイリング、より高い快適性を持つ軽トールワゴンだ。

車名の由来は台本を意味する英語の「conte」(コンテ)、絵画用のクレヨンを表すフランス語の「conte」(コンテ)。自分らしい生活を描くクルマという意味が込められている。また、快適な空間「Confortable Interior」という造語的意味も持つ。

キーワードは「自分らしくいられる居心地の良さ」。箱を組み合わせたボディの辺や角を面取りした個性的なスタイリングを採用し、飽きの来ないシックさと自分らしさを演出する遊び心を両立させたもの。

インテリアはフランス人女性デザイナーの手によるソファシート、全体に水平基調の落ち着きのあるシンプルテイストのインパネやドアトリムデザインなどにより、居住感の心地よさを追求している。

今秋にはスペース系の軽自動車のカテゴリーでの圧倒的な王者、スズキ『ワゴンR』がフルモデルチェンジされる予定。ホンダ、三菱自動車も新型軽自動車をスタンバイさせている。現在、軽自動車の販売台数首位となっているダイハツは、ムーヴと大幅にキャラクターの違うムーヴ・コンテの投入で、それらのライバルを迎え撃つという格好だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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