ホンダが発表した7月の四輪車生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比17.7%増の34万2152台となり、7月として過去最高となった。
国内生産は同14.5%増の11万2156台と好調で、11か月ぶりにプラスとなった。前年7月に発生した新潟中越地震で被災した部品メーカーの影響で生産がストップした反動で大幅プラスとなった。
国内販売は同16.4%増の5万3988台と好調だった。軽自動車が低迷したものの、『フリード』や『フィット』が好調だった。
輸出は同6.9%減の5万6415台と3か月連続マイナス。北米向けが同31.1%減となったのが主因。欧州向けは同47.5%増、アジア向けは同53.0%増と大幅に伸びた。
海外生産は同19.3%増の22万9996台と大幅に増加した。北米が同14.7%増と好調だったほか、アジアも同28.1%増、その他地域も同77.7%増と伸びた。欧州だけが同9.1%減と低迷した。