哀川翔 がラリー初挑戦で完走…めざせWRC

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哀川翔 がラリー初挑戦で完走…めざせWRC
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俳優の哀川翔と『MEN'S TENORAS with Show FORD RALLY TEAM』は、8月30 - 31日、兵庫県朝来市で開催された中部・近畿ラリー選手権第2戦「第29回神大ラリー」に参戦し、完走を果たした。 

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コンテンツ開発、およびそれに伴うモータースポーツ活動を行なうコムセントは、哀川とともにチームを結成、2008年WRC(世界ラリー選手権)第14戦ラリージャパンへの参戦を目指している。

神大ラリーは、30日の午後9時に生野銀山をスタートし、翌31日の午前4時に峰山温泉豊楽にゴールする全行程124kmのナイトラリー。SSは7か所、39.3kmが設定され、オール舗装コース。 コンパクトなレイアウトだがSSは高低差があり、低速コーナーから高速コーナーまでバラエティに富む。

ラリー初挑戦となる哀川とチームにとってはハードルの高いラリーだ。哀川にとって国際C級ライセンスを獲得するために完走が絶対目標であるものの、長距離のコンペティション走行や、ペースノート走行習得なども課題であった。

今回のラリーからコドライバーを安東貞敏が務めた。安東は1964年5月生まれ、全日本ラリー選手権、ラリージャパンなど数多くのラリー参戦実績を持つベテラン・コドライバーだ。

安東は、「経験の少ない哀川さんにとっては厳しいデビュー戦だった。しかし哀川さんの吸収の早さには驚いた。スタート直後はドライビングに迷いがあったと思うが、走るたびに上達していた。終盤、特にSS7ではライン取りを指示したらその通りに走った」とコメント。 

MEN'S TENORAS with Show FORD RALLY TEAMは、2008年お正月公開映画の『SS - エスエス -』で主人公の中年ラリードライバーを演じた哀川翔が、スクリーンから出てモータースポーツに挑戦し、目標としてWRCラリージャパン出場を目指す。

また哀川とチームの活動は、ハイビジョンドキュメンタリー番組として12月上旬に在京BSデジタル放送局にてオンエアされる予定。この番組は、JAF(日本自動車連盟)の協力のもと、モータースポーツ参加の第一歩である、国内コンペティションB級ライセンスの取得から始まり、国際ラリーに出場するのに必要な国際コンペティションC級ライセンスの取得までを追っていく。

《高木啓》

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