コリン・マクレー追悼 1000台以上のスバル車が集結

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
コリン・マクレー追悼 1000台以上のスバル車が集結
コリン・マクレー追悼 1000台以上のスバル車が集結 全 5 枚 拡大写真

8月30日、英スコットランド中央に位置する町、ラナークに『インプレッサ』を中心にしたスバル車約1100台が集結。元WRCドライバー、故コリン・マクレーの1周忌追悼イベントを行った。

【画像全5枚】

コリン・マクレーは2007年9月15日、ヘリコプター墜落事故によって他界。ラナーク出身のマクレーは1986年からラリーに参戦し、87年からはWRCに活躍の場を移した。91年にはSWRT(スバル・ワールド・ラリー・チーム)に加入し、93年のニュージーランドラリーでWRC 初勝利をあげている。

95年にはドライバーズ、マニュファクチャーズの両タイトルを獲得。95年から97年、スバルはマクレーの活躍によってWRCマニュファクチャーズ・チャンピオンに3年連続で輝き、スバルの黄金時代を築いた。

追悼イベントはマクレーの父、ジミー・マクレー氏の呼びかけにファンが賛同する形で実現。イギリスだけでなく、全欧州からスバル・オーナーが参加した。中には、南半球のオーストラリアやアルゼンチンから駆けつけたファンもいた。

イベントではマクレー追悼のために、2つの世界記録の達成が目標に掲げられた。ひとつはスバル車だけによるパレードの世界記録更新。8月30日、ジミー・マクレー氏の先導でラナークを出発した一行は、9時間かけて300マイル(約483km)先のプロドライブ本社に到着。その過程で30マイル(約48.3km)をスバル車が1列になって行進するというギネス世界記録を樹立した。

もうひとつは、スバル車だけによる巨大な「車文字」の作成。8月31日、プロドライブのテストコースには1086台のスバル車が整然と並べられ、上空から見ると見事な「COLIN MCRAE」の文字が浮かび上がった。文字の大きさは約800m。ほとんどブルーに見える文字はマクレーがWRCでドライブした「555インプレッサ」のファンが多い証だ。

伝説のラリー・ドライバーの死から1年。ファンの心にマクレーは今も生き続けている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. デザインを4割が評価、読者の感情:スズキ『クロスビー』改良新型…価格上昇に戸惑いも
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る